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  • 執筆者の写真Joe

よくある就活の間違い

更新日:2020年5月2日

本投稿では、就職活動をする上でのよくある間違いをご紹介したい。


大きくは下記の3つである。


仕事選びは「業種」「会社」ではなく、「×職種」

選考は「量」から「質」へ

面接でのアピールは「点」から「線」へ



では、これらを説明しよう。



1. 仕事を業種で選んでしまう


就活生の中には「自動車業界で働きたい」とか「家電業界で働きたい」というように業種で仕事を選んでしまうケースが多いのではないだろうか。


例えば、「自動車業界で働きたい」といったときに、自動車業界で営業をやるのか、経理やるのか、人事をやるのかで全く仕事が違ってくる。


例えば、「自動車が大好きで自動車に関われるならどんな職種でも喜んでやりたいです!」、「自動車に関心があります!」なんて言ったときに、人事なんかであれば社員と接することは多いだろうが、自動車と接することは多いのか?ということである。



業種で仕事を選んでしまい、職種はなんでも良いですというのは、「やりたいことが無いです」と言っているのと同じである。



実際に下記を見ると、就活生は企業を選ぶときに最も重視した条件として業種を上げる人が多い。

出所:リクルートキャリア 就職みらい研究所「就職白書2017」

https://www.recruitcareer.co.jp/news/20150215_01.pdf 



2番目に勤務地が多く、3つ目に職種ときている。


基本的に仕事を選ぶときは業種だけでなく、「業種×職種」で選ばなければならない。



例えば、上記の例で言えば、仕事を選ぶときは「自動車メーカー」ではなく、「自動車メーカーの営業」という具合に仕事を絞らないと、運よく入社できたとしても、「自分のやりたい仕事ではなかった」という風に必ずミスマッチが起きる。(そもそも職種を的確に理解していない時点で受かる見込みは限りなく低いが)





2. むやみやたらと企業の選考を受ける


これも上記と同様に、会社名で企業を選ぶのではなく、「会社×職種」で選ぼう。XXX社で人事がやりたいのか経理がやりたいのか営業がやりたいのか入社後のイメージを明確にしていないと、企業からすれば「また社名だけで受けに来ている学生か・・・」というようにうんざりしてしまう。



当然、「希望の部署に配属されなかったらどうするのか?」という質問はくるだろう。


その場合は「違う仕事をするのは希望部署に配属になったときに活かせるので喜んでやりたい」、「社内で自身の希望が通るように希望以外の部署でも成果を出す」、「希望部署に行くために人に働きかける」・・・などと言って必ずしも入社直後から希望部署に配属になるとは思っておらず、短期~中期で希望部署に行きたいというような意思を表明すればよいだろう。


そして、就活は「量」ではなく「質」である。


自分は何がやりたくて、何ができて、どう会社に貢献できるのかといったことを明確にした上でそれらがマッチする企業の選考を受けるというのが正しい形である。


「量」を追っても何も得られないのは言うまでもない。


OB/OG訪問一つとっても、全方位的に情報収集を行うだけの訪問であっては意味がない。 もちろんインターネットに落ちている情報などからは見えてこない社内の実情を聞けるということもあるだろうが、それにとどまらず、ネットワーキングや自身のアピールをするつもりで一つ一つ真剣に臨んだほうがよいだろう。 

特に部門採用をしている企業は基本的に採用部門の人が一緒に働きたい人を雇うので採用に関わる場合もあるだろう。




3. 面接でアピールすることが間違っている


下記を見て頂きたい。


出所:リクルートキャリア 就職みらい研究所「就職白書2017」

https://www.recruitcareer.co.jp/news/20150215_01.pdf


上記を見ると、企業は「人柄」、「熱意」、「今後の可能性」といったことを採用時に重視しているが、就活生は企業があまり重視していないアルバイト経験や所属クラブ・サークルなどをアピールしていることがわかる。

この結果はおそらく、就活生が「What」のアピールで終わってしまっているからだろう。


つまり、学生時代「何をやったか」ということをアピールするものの「どう考えたか」、「周りにどう働きかけたか」、「何を学んだか」といったことが十分にアピールできていないのではないだろうか。


あれをやった、これをやった、でとどまらず、どう考え、どうアプローチし、どのような実績を出し、何を学んだかといった「ストーリー」を語ることが重要である。


また、「今後の可能性」という項目にも大きなギャップが存在している。


つまり、就活生は自身の強味や経験を今後会社でどう活かしていくかが十分にアピールできていないのだろう。


なので、上記のようなストーリーを語ることに加え、その「経験をどう活かすことができるか」について言及することが必要だろう。



ここまでをまとめると、「どう考え、どうアプローチし、どのような実績を出し、何を学んだか、そしてその経験をどう活かせるのか」ということを一連のストーリーとして語るということである。



こうすることによって、企業の重視する「人柄」、「熱意」、「今後の可能性」といったものをアピールすることができるだろう。





おさらい


仕事選びは「業種」「会社」ではなく、「×職種」

「業種」、「会社」で仕事を選ぶのではなく、「業種」×「職種」、「会社」×「職種」で仕事選びをしよう


選考は「量」から「質」へ

むやみやたらと選考を受けるのではなく、自分は何がやりたくて、何ができて、どう会社に貢献できるのかといったことを明確にして、マッチする企業の選考を受けよう


面接でのアピールは「点」から「線」へ

「何をやったか」ではなく、「どう考え、どうアプローチし、どのような実績を出し、何を学んだか、そしてその経験をどう活かせるのか」という一連のストーリーを語ろう





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